こんな疑問にお答えします。
ブログを始めてSNSで「記事構成が〜」と耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
家づくりに設計図が必要となるように、ブログ記事を書く前も設計図(記事構成)が必要となります。
記事構成がしっかりできていれば、分かりやすい文章が作れて、本文を書く時間もかかりません。
本記事では、記事構成を作る手順やコツについて初心者にもわかりやすいようご紹介します。
この記事で、ブログの書き方の流れをしっかりと把握しましょう。
ブログ記事を作る要素とは?
まず、ブログ記事がどんな内容で構成されているかご紹介します。
- タイトル
- アイキャッチ
- リード文
- 見出し
- 本文
- まとめ
これらを全て満たせば、1つの記事が仕上がりますよ。
ブログの記事構成の作り方8つの手順
以下では、記事構成を作る流れをさらに詳しく解説します。
順に解説しますね。
キーワードを決める
まずは、ブログ記事のキーワードを決めましょう。
キーワードとは、読者がネット検索をする時に入力する言葉のこと。
例えば今読んでるこの記事は[ブログ 記事構成 作り方]がキーワードです。
適切なキーワードを選べば、沢山の人に読まれる記事を作ることができますよ。
キーワードを決める時のコツは以下の通りです。
- お宝キーワードを探す
- 関連キーワードもチェック
- 同じ検索意図のキーワードはまとめてもOK
- 避けるべきキーワードを把握する
- 検索ボリュームの多い記事は内部リンクを活用
他にも、キーワード選定の選び方についてはブログのSEOキーワード選定とは?初心者向けに手順とコツを紹介!で詳しく解説しています。
読者像をイメージする
次に、どんな人に記事を読んでもらいたいかを決めます。
読者を決めることでその人の悩みや、どんな口調で記事を書くかの方向性が決まり、より伝わりやすい記事が書けるメリットがあります。
- 過去の自分
- 親しい友人
- 親・兄弟・親戚
- 会社の同僚・後輩・上司
専門用語では「ペルソナ」とも呼ばれています。
ペルソナを決める具体的な方法や手順は以下でご紹介していますので、誰に向けた記事を書くか分からないという方は参考にされてください。
関連記事ブログにペルソナを設定する理由とその方法を解説【迷ったら過去の自分】
検索意図を把握する
検索意図とは読者が記事に求めることであり、ニーズとも言われます。
読者が持つニーズは大きく分けて2種類あります。
顕在ニーズ:読者が自覚している問題
潜在ニーズ:読者が自覚していない問題
例えば[脱毛 痛くない]で検索する人が求めているのは、痛くない脱毛サロンを探すことですよね。
しかし読者が本当に求めているのは、痛くない脱毛サロンを探すことではなく[ムダ毛を気にしなくてよくなる未来]や[自己処理から解放されること]だと想像できます。
読者に満足してもらえる記事を作るには、この2種類をニーズを理解することが大切です。
そして、両方のニーズを解決する記事を作る必要があります。
最初は、検索意図を把握するなんて難しい…と思うかもしれません。
そんな時は、先ほど選んだキーワードで実際に書かれている記事を参考にしたり、Yahoo!知恵袋でリアルな悩みの声を把握することで理解できますよ。
見出しを考える
続いて記事の大まかな流れを決めるためにも、見出しを作りましょう。
見出しを決めることで、スムーズに執筆できるようになりますよ。
- 何を書けば良いか迷わなくなる
- 執筆中に伝えたいことがブレない
- 順序を踏んで伝えられる
見出しは目次部分にもなるので、目次を読んだだけで記事内容がわかるように決めるとより良いです。
具体的な決め方やコツについてはブログの見出しの作り方【読まれる記事を作る重要ポイント】をご覧ください。
本文で伝えたいことを決める
本文を書き出す前に、本文で伝えたいことを決めましょう。
原則として、1つの見出しで伝えることは1つです。
色々なことを同時に書くと読みにくい文章になってしまうため、本文を書き出す前に「伝えたいこと」を決めておきましょう。
伝えたいことを決める時は、PREP法に合てはめると簡単に作れますよ。
PREP法 | 例文 |
---|---|
Point(結論) | 本文で伝えたいことを決めるならPREP法がおすすめです。 |
Reason(理由) | PREP法を使えば説得力が高まり、短時間で必要な情報を伝えられるからです。 |
Example(具体例) | 実際に面接やプレゼンにも活用でき、わかりやすく伝えられます。 |
Point(結論) | 伝えたいことの決め方に悩んだらPREP法を使ってみてください。 |
PREP法は分かりやすく話す時も、書く時も使える万能な文章の型なので、ぜひ活用してみてくださいね。
本文・まとめを書く
伝えたいことを決めたら、そこに肉付けする形で本文を仕上げましょう。
記事の最後には、まとめを書いて締めくくります。
- 次の行動を促すため
- 付加価値を提供するため
- 記事全体の理解度をアップするため
まとめがあると、記事を読んだ後にどうすればいいかを伝えられます。
読者が記事を読み終わってから迷うこともなくなりますし、満足度も上がりますよ。
他にも本文で伝えきれなかった内容を追加しつつ、記事の質をアップさせましょう。
まとめの書き方と、本文の作り方は以下で詳しくご紹介しています。
関連記事【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順と15のコツ
関連記事ブログ記事のまとめの書き方と5つのコツ【例文&テンプレート付き】
タイトル・リード文を決める
ブログ記事で1番最初に見られるのが、記事タイトルとリード文です。
ここで魅力を感じられないと、本文が読まれないため時間をかけてしっかりと作りましょう。
タイトルとリード文を作る時のコツは以下の通りです。
- 検索キーワードを含める
- 30文字前後で書く
- 数字を含める
- 即効性があり簡単なことを伝える
- キラーワードを使う
- 好奇心を掻き立てる内容にする
- 【隅付きカッコ】を使う
- 読者が理解できる言葉を使う
- 誰に向けた記事かわかる一言を添える
- 禁止ワードを入れる
- 権威性や専門性を持たせる
- 好奇心をそそる
- 簡潔に伝える
- 人が魅力を感じる言葉を使う
- 先に本文を書く
テンプレートや注意点については別記事でまとめていますので、詳しくは下記記事を参考にしてみてくださいね。
関連記事ブログ記事タイトルの付け方のコツ11個と注意点を解説【例文あり】
関連記事ブログリード文の書き方とテンプレートをご紹介!【書き出しの重要性】
アイキャッチを作る
最後にアイキャッチや図解などの画像作成を行います。
アイキャッチはブログ記事がSNSでシェアされた時に、アクセスに繋がる部分となります。
アイキャッチ作成に使えるオシャレな素材サイトは以下にまとめていますので、ぜひ参考にされてみてください。
関連記事ブログに有料画像を使うべき理由6つとおすすめサイト3選
関連記事ブログに使える!無料でオシャレなフリー画像サイト5選
以上、ブログの記事構成の作り方8つの手順でした。
ブログ記事構成作り方3つのコツ
最後に、ブログ記事構成を作る時のコツをご紹介します。
より満足度の高い記事構成を作りやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
WordPressに直接書かない
先ほど紹介した、ブログの記事構成はWordPressに直接書かないようにしましょう。
直接書いてしまうと、記事を修正する時に作業しにくくなってしまうからです。
- Googleスプレッドシート
- スマホメモ機能
- マインドマップ
これらは全て無料で使えるので、ぜひ活用してみてくださいね。
情報を過不足なく伝える
ブログ記事を書く時は、読者が求めている情報(検索ニーズ)を過不足なく伝えましょう。
読者が求めること以外の情報が多いと、途中で読むのを辞めてしまうかもしれません。
逆に必要な情報が不足していれば、読者とGoogleの両方からの評価が低くなってしまうため、過不足なく書く必要があります。
図解やグラフでより伝わりやすく
より理解しやすいブログを作るなら、図解やグラフを挿入するのもおすすめです。
文字ばかりの論文のような記事より、パッと見て分かりやすい情報があれば理解度も変わりますよね。
画像作りに抵抗がなければ、こちらもぜひ挑戦してみてください。
以上が、ブログ記事構成作り方のコツでした。
ブログは記事を書く前に構成作りが大切!
ここまで、ブログ記事構成の作り方とコツについてご紹介しました。
作り方の手順をおさらいすると、以下のとおりです。
構成を作る作業は時間もかかりますし、簡単ではありませんが、記事の質を左右する重要なポイントです。
少しづつでも記事構成に触れることで徐々に慣れていくため、繰り替えし実践してみてくださいね。
また、記事構成と合わせて知っておきたい情報を以下にまとめましたので、気になる方はこちらもご覧ください。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。