この記事で分かること
副業でwebライターをやってみたいです。
どんな感じか教えてください!
私は本業+ブログ運営をしつつ、2年ほどwebライターをしていました。
副業としてですが、月の収入は最高5万円。
2年分の経験を通して「先に知っておけば失敗しなかったのに…」なんてこともあります。
今回はそんなやってみた体験談を大公開!
後半ではこれからwebライターを始める人が高収入を得るためのコツについてもお伝えしますね。
【体験談】副業webライターを2年間やってみた感想
まず副業webライターをやってみた感想は、やってよかった!です。
もちろんトラブルもありましたが、学ぶことも多かったです。
ちなみに当時の状況はこんな感じでした。
- 残業月30~50時間の営業系OL
- webライター未経験
- WordPressでブログ運営中(100記事ほど執筆)
- もともと作文などは苦手
忙しさで言えば休日や自由時間はほぼないくらい、充実した毎日を送っていました。
未経験でもできた
副業開始前の私は、webライター未経験。
実績も何もなく、ブログだけ運営していました。
まずはクラウドソーシングサイトに登録して、お仕事を受注する準備を整えます。
- プロフィール作成
- 案件探し
- 応募
- テストライティング
(案件によってない場合もあり) - 受注
プロフィールと応募文には、副業として働きたい!といったことを正直に書きました。
経験がない分、本やSNSで情報収集も欠かせません。
そうして始めて受注できたのは、文字単価1円で1500文字程度のお仕事でした。
感覚を掴む意味でも、最初は文字数2,000以下の案件がおすすめです。
月5万円稼げるようになった
少しづつ働き方にも慣れ、最終的には月5万円を稼げるように‥。
「残業多くても頑張れば月5万に到達できるんだな…。」なんて思いました。
その時受けていた案件状況はこんな感じです。
- 文字単価2円〜 3,000〜4,000文字程度
- WordPress入稿あり
- 月6〜8記事ほど
ただ、いい面もあれば悪い面もあるもの。
この先は副業でwebライターをやってよかったこととキツいと感じた部分をご紹介しますね。
副業でwebライターをやってよかったこと
副業でwebライターをやってよかったことは色々ありますが、大きくまとめるとこちらです。
収入が増える
当たり前かもしれませんが、副業webライターをした分収入が増えます。
月1万円、お給料を上げるってなかなか難しいですよね…。
副業をすればその分手取りが増えますし、スキルも身に付いて一石二鳥以上あります。
中でもwebライターは時間の融通が効くので、本業との両立もしやすかったです。
副業禁止の会社だから副業できない…と思っている方は、報酬がポイントでもらえる形のShinobiライティングがいいかもしれません。
ポイ活感覚で取り組めますよ。
自分の力で稼げる
webライターは与えられた仕事を淡々とこなすのではなく、自分で無から有を生み出す感覚があります。
好き嫌いは別れると思いますが、会社に頼らず働いてみたい人にはおすすめ。
クリエイティブなお仕事をしてみたかった人も楽しめるはずです^^
好きな場所・好きな時間に働ける
副業webライターは、好きな時に好きな場所で働けます。
会社員だとそうはいきませんよね。
毎日同じ時間に起きて、時には台風でさえ出社しなければなりません…(遠い目)
一方webライターは、パソコンもしくはスマホさえあればいつでもお仕事できます。
会社員生活が長かったので、自由度の高さには感動しました。
人間関係の煩わしさがない
webライターは基本的に非対面の仕事なので、煩わしい人間関係はありません。
連絡はチャットアプリを使い、業務連絡が中心です。
仕事だけに集中できる環境が好きなら、嬉しいですね。
ポータブルスキルが磨かれる
webライターで得たスキルは、色んな場面で活かせます。
ライティングは別名ポータブルスキルと呼ばれ、どこに行っても役立つと言われています。
- webライタースキルが役立つ場面
- 社内メール・日報を書くとき
- ミーティング・会議で説得力を持たせたいとき
- 困った時のリサーチ力
- 伝えたいことを効果的に伝えるとき
文章力が上がれば、自然とトークスキルも上がります。
対面でも伝わりやすい話し方ができれば、どんな時でも役立ちますよ。
副業webライターがつらいと感じた部分
やってよかったwebライターですが、正直キツいなと感じる部分もありました。
その理由がこちら。
始める前にチェックすることで、向き・不向きの判断がしやすくなるはずです。
悪質なクライアントも多い
使うサイトによるかもしれませんが、一定数悪質なクライアントは存在します。
- 簡単すぎる内容なのに高報酬
- 仕事内容が詳しく書かれていない
- 契約前と後で仕事内容が変わる
- 記事修正量が明らかに多い
- 外部SNSへ誘導する
詐欺案件や悪質なクライアントを避けるためには、次の3つをチェックしてください。
- クライアントのプロフィールを確認
- 外部サイトへの誘導は疑う
- 怪しいと思ったら運営に相談する
他にも評判が悪かったり、アカウントが作りたてだったり…。
本人確認がされていない場合なども警戒しましょう。
自己管理が重要
webライターは「いつまでに記事を完成させる」といった納期があります。
もちろん納期に遅れるのは絶対に避けねばなりません…!
自由度が高い分、きちんと自己管理をする必要があります。
言ってしまえば家にいてもダラダラせず、自制心を持って取り組む力が必要。
最初は難しいかもしれませんが、慣れればwebライター以外のことにもきちんと取り組めるようになりますよ。
修正(フィードバック)がある
記事を書いたあとは、フィードバックがあります。
文章力が上がる!と言われることの多いフィードバックですが、褒められて伸びるタイプの私は毎回ドキドキもんでした。
度重なる修正を依頼された時には、心が折れそうになることも…。
修正なくOKがでた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
案件が変わるとルールも変わる
webライターは案件ごとに、文章を書くルールがあります。
- 情報を調べる時はこんなふうにしてね
- 言い回しはこの言葉を使ってね
- こんな内容はマストで入れてね
など、色々なルールを意識しつつ何千文字もの文章を仕上げなければなりません。
このルールは案件ごとに変わるので、メタモンのようにクライアントに合わせた柔軟性も必要です。
苦手なジャンルの執筆
お仕事をしていると、全く知識のないジャンルのご依頼を受けることも…。
詳しくないジャンルを受けるのはめちゃめちゃキツいです。
理由としては、執筆前のリサーチに時間がかかりますし、その割には質のいい記事にならない可能性が大きいから。
もともと知識があれば経験を踏まえて書けるので、負担は軽くなり質も上がりますよ。
そんな時は、その旨をそのまま伝えればOK!
「代わりにこんな記事ならお役に立てますよ^^」と提案できればベストです。
差し引かれる手数料
使うサイトによっては報酬から手数料が差し引かれます。
例えばクラウドワークスの場合だと、報酬から20%が差し引かれます。
1万円の案件なら手取り報酬は8,000円
チリも積もれば大きな額なので、手数料が少ないサイトを選ぶか報酬が低過ぎない案件を選びたいところです。
- クラウディア
システム手数料業界最安値 - 複業クラウド
企業との直接契約ができる - ライターステーション
手数料無料、著作権は買い取り式 - カカセルエディター
文字単価2円以上が77%・クライアントとのやりとり不要
などが有名です。
大手でないサイトは、穴場案件が眠っていることもありますよ。
座りっぱなしの姿勢
webライターは作業中、座りっぱなしになりがちです。
同じ姿勢を続けていると、集中力がもたなくなることも…。
私はスタンディングデスクを使っているのですが、立ったり座ったりできて快適です。
「スタンディングデスクなんてないよ」という方は、適度に姿勢を変えて作業しましょう。
本業が忙しい時
webライターに限らず副業全般に言えますが、本業が忙しくなるとキツくなりがちです。
私の場合、残業時間が50時間を超えた時は移動や休憩時間も執筆していました。
もちろん休日も全て捧げてました。
家族がいる方は家族との時間も必要でしょうし、無理する必要はありません。
最初は少なめの案件で、様子を見つつ徐々に増やすのがおすすめです。
webライターに向いている人
よく「文章を書くのが好きな人はwebライターに向いています」と言われますが、正直あまり関係ないかな?と思います。
…というのも私自身、文章を書くのは好きじゃなかったから。
子供の頃の読書感想文なんて後回しでしたし、LINEさえ返すのがめんどくさいです。
じゃあなぜライターやブログをしてるの?
というと、タイピングが好きだから。
(もしPCがなくてペンで書かなきゃいけないなら、選んでなかったかもしれません…。)
他にも私が実際にwebライターをしてきて、向いていると思うのはこんな人です。
- 知的好奇心がある
- 単純作業が苦手
- 好きな場所・時間に働きたい
- 目標を決めて取り組むのが得意
- 一人でコツコツ取り組むのが得意
- 分からないことを調べる・ググるのが苦でない
当てはまる数が多ければ多いほど、webライターを楽しめる可能性が高いですよ。
興味があれば一度挑戦してみてはいかがでしょうか^^
副業webライターの始め方
実際にwebライターを始める流れはこんな感じです。
順番に見てみましょう。
パソコンを準備する
webライターはライティングがメインなので、パソコンはいらないと思うかもしれませんができれば用意しておきましょう。
クライアントから執筆関連の資料が共有される場合もあります。
効率の面を考えてもパソコンはないよりあったほうが便利。
性能の低い中古パソコンで構いませんので、1台準備しておいてくださいね。
まだパソコンをお持ちでない方はwebライター・ブログにおすすめのパソコンについてで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
案件サイトに登録する
パソコンを用意したら、webライターの案件を受注するためサイトに登録しましょう。
登録するサイトによって使いやすさが違うので、可能であれば色々試してみると自分に合う場所が見つかりやすいですよ。
プロフィールを作る
登録したあとは、プロフィールを作ります。
あとから変更できるので、最初は難しく考えなくてOK!
テンプレートが用意されているので、まずは型に沿って作ってみてくださいね。
プロフィールに書くと受注率が上がる内容や案件の選び方は、次の副業webライターで高収入を得る裏ワザで詳しくお伝えしていきます。
応募する
案件受注の準備ができたら、さっそく応募してみましょう。
- 受けられる分だけ応募する
- 案件はスキルと報酬が見合ったものを選ぶ
- 受注できるまではスキルアップの時間にする
「とにかく沢山応募する!」といった方法もありますが、副業の場合あまりおすすめできません。
沢山応募してもし全部通った場合、断りの連絡を送らないといけないから。
受けられる範囲の数を応募して結果を待つのが個人的にはおすすめです。
受注までの時間はブログを書いたり、ライティングの勉強をしたりしていました。
副業webライターで高収入を得る裏ワザ
最後に副業webライターで高収入を得る裏ワザをいくつかお伝えしますね。
スキルを磨くようなざっくりしたものではないので、ぜひ参考にしてみてください。
自分のブログを持つ
副業webライターをするなら、自分のブログを持っておくのがおすすめです。
というのも、ブログ自体が実績となりポートフォリオにもなるから。
案件によってはWordPressが使える人を募集していることもあります。
そして、少し報酬が高いことが多め…。
ブログは自分ルールで自由に運営できるので、また違った楽しさもありますよ。
ブログの始め方は【完全保存版】ブログの始め方マニュアルに詳しくまとめていますので、こちらをご覧ください。
法人案件を選ぶ
webライター案件は、個人が募集しているものより法人がよかったです。
具体的には
- 担当の人がついてくれる
- トラブルが少ない
- 報酬が高い場合が多い
など、私個人の体感としてはトラブルもなく気持ちよくお仕事させていただけました。
気になったので口コミも調べてみたところ、法人との取引がいいと感じる人は一定数いらっしゃるようです。
人によって感じ方は違うので、絶対法人を選ぶべき!
と言い切るつもりはありませんが、案件選びの参考になるかと思います。
役立つ資格を取る
webライターで高収入を目指すなら、武器になる資格があると強みになりますよ。
- FP技能検定
- ITパスポート
- 薬機法管理者・コスメ薬機法管理者
- 宅建士(宅地建物取引士)
一見ライティングと関係なさそうな資格も「専門知識のある人が書いた記事」となれば、需要があります。
将来的にwebライターに挑戦したいけど、今は準備中…。
なんて方は、先に資格を取っておくといいかもしれません。
在宅&独学で取れる資格はマイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本をご覧ください。
案件保証のサービスを使う
webライターのサイトには、勉強しながら案件取得が保証されたサービスもあります。
- ハンドメイドチャンネル
未経験&初心者OK!採用お祝い金10万円進呈中 - BloBiz(ブロビズ)
案件獲得保証つきwebライタースクール - Withマーケ
未経験から最短で高単価webライターを目指せる
「未経験だからアピールポイントがない…」「いきなり仕事をするのは不安…」なんて方も、きちんとしたサポートがついているので安心です。
ハンドメイドチャンネルのように、採用お祝い金が10万円もらえるのは珍しいですよね!
未経験のうちは、こうした便利なサービスをどんどん活用していきましょう。
音声入力を使う
webライターとして高収入を目指すなら、執筆時間の短縮も大切。
時短のために音声入力を使う方法もあります。
実際にキーボード入力と音声入力を比べると、2倍以上時短になったという報告も…。
長時間タイプすると手が疲れちゃいますもんね。
リサーチ内容をまとめたり、記事の下書きをしたい時などに、音声入力を使ってみるといいかもしれません。
webライターはおすすめ!ただし案件による…
今回は副業webライターを2年間やってみた感想を中心に、始め方や高収入を目指す方法までご紹介しました。
まとめると、webライターで得られるスキルは一生モノ!
ただし、快適に働けるかどうかはクライアントによります。
残念ながらクライアントワークには怪しい案件も…。
今回紹介した悪質なクライアントの例を参考に、未然にトラブルを防いでくださいね。
素敵なクライアントに出会えたら、在宅ワークが充実すること間違いナシ!です。
軌道に乗るまでは、サポートの手厚い案件保証サービスを利用するのも1つの方法です。
上手にサービスを使いつつ、webライターに挑戦してみましょう!
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。