「今買うなんて信じられない!」という意見もありますが、どう思いますか?
こんな疑問にお答えします。
家の購入は、人生の中でも大きな出費ですよね。
失敗したくない!と考える人も多いでしょう。
しかし、現在の時代背景や経済状況から、今家を買うことに否定的な意見もあります。
今回は、家を買わない方がいい理由や、5年後10年後のリスクについて詳しく解説します。
初心者にも分かりやすくまとめていますので、ぜひじっくり読んでみてください。
今家を買う人が信じられない!3つの理由
まず「今家を買う人が信じられない」と言われ始めた理由はこちらです。
順に解説しますね。
経済状況の悪化
2024年12月現在の経済状況を見ると、物価はどんどん高くなり、経済的に厳しい状態です。
一方でAIの発達により、5年後10年後には仕事を失うリスクもあります。
安定した収入が保証されていない中で、数千万円の住宅ローンは組むなんて信じられない!と考える方もいます。
巨大地震の発生予測
日本は、今後30年以内に70%の確率で大規模地震が予想されている地域があります。
南海トラフ地震や首都直下型地震などの発生が、今後高い確率で予想されています。
家の購入場所によっては、信じられない!思われるかもしれません。
将来の買い手の減少
家を購入する人は、年々減っています。
理由として若者が減り、高齢者が増えるから。
総務省の調査によると、今から27年後の2050年には、総人口が約3,300万人減少し、高齢者が1,200万人増加すると言われています。
結果として人口が減り、不動産を買う人も少なくなります。
5年後10年後に大変なことになるリスクとは?
続いて、5年後10年後に大変なことになるリスクを見てみましょう。
資産価値の低下
不動産の価値は日々変動します。
周辺環境・景気・インフレ率など、さまざまな状況から資産価値が決まります。
売却時に資産価値が上がればラッキーですが、価値が下がっているかもしれません。
資産価値の低下に備えて地味だけど儲かる副業を始めるのも、リスク回避になります。
生活スタイルの変化
5年後10年後には大変なことになるリスクとして、生活スタイルの変化が挙げられます。
- 転勤や異動
- 親の介護
- 子供の誕生
環境は急に変化することもありますよね。
最悪の場合、持ち家を手放す必要性も出てきます。
周辺環境の変化
生活スタイルが変わらないとしても、周りの環境が変化することもあります。
- 周辺地域の人口減少
- ビルの建て替え
- 治安の変化
- 近隣の商業施設の変化
- ご近所トラブル
こうした環境は、自分の意思とは無関係に起こります。
ここまで読むと「家なんて買わない方がいいじゃん!」と思うかもですが、リスク対策さえきっちりすれば恐れる必要はありません。
5年・10年後の未来へのリスク対策
5年・10年後に起こるリスクを最小限にするため、次の3つに注意しましょう。
高リスクな場所を避ける
家を買うなら、リスクの多い場所は避けましょう。
- 地盤が弱い場所 (河川敷や埋め立て地など)
- 人口減少が極端に進む地域
- 災害の多い場所
- 都市計画法による悪影響が大きい場所
- 交通量の多い道路沿い
国土交通省が運営するハザードマップポータルサイトでは、地域別の災害リスクを確認できます。
また、交通量の多い道路沿いは、資産価値が低くなりやすいです。
あらかじめ高リスクな場所を避けることで、売却時の資産価値も高められますよ。
返済にゆとりをもつ
住宅購入は、返済にゆとりを持ちましょう。
住宅ローンを組むなら、年収の5倍以下が望ましいと言われています。
年収600万円の場合、3000万円以内の住宅ローンが組めるイメージ。
65歳までに完済する計画で組むのが理想です。
また、頭金なしで購入できる「フルローン」には注意してください。
家を売却する際は「住宅ローンの完済」が条件です。
頭金なしのフルローンで借りると、売却代金がローン残高に満たないことがあります。
5年後10年後に売りたくても売れないといった事態を避けるためにも、ローン返済にはゆとりをもった計画を立てましょう。
完済できる目処はあるか、充分に検討しましょう。
少しでも収入を増やすなら、副業を始めるのもおすすめです。
中古住宅は築年数を重視する
中古住宅を買う際は、築年数もチェックしましょう。
将来家を売却するなら、築年数が浅いほど高く売れる傾向にあります。
- 老朽化や設備の劣化が少ない
- 築古と比べて耐震性が高い
- リフォームする必要がない
- 修繕費がかからない
築年数も意識して選ぶことで、資産価値の低下を抑えることができますよ。
持ち家購入はリスクも踏まえて慎重に判断しよう
ここまで「今家を買う人が信じられない!」5年後10年後には大変なことになる理由についてご紹介しました。
1年後の未来予測さえ難しいのに、完璧な将来を想像することはできませんよね。
リスクを最小限にするためには、事前の情報収集が大切です。
これから家の購入を検討している方は、専門家に相談するのもおすすめです。
一括査定や無料セミナーを利用すれば、ネット検索では出てこない住宅購入情報もゲットできますよ。
また、将来に備えて少しでも収入を増やしたい方は、こちらの記事も参考にご覧下さい。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。